飲食店で注文を受ける時に、「これは○○が入っているのか」「どれだけからい物なのか」といった質問を受けたことがあるかもしれません。ひとつひとつの時間は短いですが、積み重なっていくと多くの時間を回答に割いてしまっていることになります。特殊な内容でない限り、お客様から質問が出るということはメニューブックに情報が不足しているからです。また、実際に質問してくれるお客様であれば良いですが、「わざわざ質問をするのも面倒だから」と、疑問のないメニューを選ばせている可能性もあると考えられます。一度メニューブックを見直して、出来る限りお客様に質問させないような作り方をする必要があるでしょう。

ただし、何が入っているのか、どれくらいの味付けなのか、と全ての情報をメニューブックに記載していてはきりがなくなってしまいます。メニューブックに載せる情報は、お客様からよく聞かれることとしてポイントを絞る必要があるでしょう。例えば「からいメニューには、レベルごとで唐辛子のアイコンを付ける」「パクチーなど好き嫌いが分かれるものには、料理から抜けるという説明書きをする」といった工夫だけでも、質問数を減らすことができます。他にも、「からくないメニュー」「ワインに合うメニュー」など、カテゴリーそのものを増やしてしまうことも効果的です。

質問としては少ないものの、お客様から聞かれたことへの回答として、「FAQのスペースを設ける」ということも手段のひとつです。ただし質問数が多ければ、メニューブックに書いておいても読まれない可能性もあります。急ぎの回答でないものとして別途にまとめ、料理の待ち時間に読んでもらうなどをすれば、料理やサービスについての理解を深めてもらえるでしょう。